企業には、人材、資金、物資などの様々な資源があります。以下のような方法をヒントにボランティアの扉を開いてみてください。

社員のボランティア

企業の最大の資源は人材（社員）です。社員がもつビジネススキルやネットワークを活かして活動してみてはいかがでしょうか。

不用品の提供

企業で使用した機材や文房具等でまだ十分に使える状態のものを提供していただくことで、NPO等の支援に繋がります。

活動場所の提供

NPO等が活動できる場所や会議のできる場所、イベントや展示・販売などができる場所を無料や低価格で提供することで支援に繋がります。

資金の提供

NPO等が活動を継続・発展させるにあたり、金銭的な支援はとても助かります。

企業が寄付したり、イベントの協賛や賛助会員、協働事業を開催したりすることも支援になります。また、CSR基金や助成金を作って、支援先を公募することもできます。

広報の協力

NPO等の活動について、会社のホームページに掲載したり、イントラネットで社員に広報したりすることもボランティア意識の向上につながることでしょう。

イベント招待や職場体験学習の機会

スポンサーをしているスポーツの試合やコンサートなどにNPO等が支援している子どもや障害のある人、高齢者、外国の人などを招待したりすると大変喜ばれるでしょう。

また、中高生や就労支援が必要な人たちに、職場見学や職場体験を通じて興味をもってもらうことは、企業にとっても大きなメリットになるでしょう。

その他

ボランティアは多様な問題に柔軟に取り組むことができる活動ですので、これらの他にもまだ多くの活用方法があるかもしれません。