令和元年度ボランティア(福祉)学習
ボランティア市民活動センターでは、人との出会いや社会への関心を通して、子どもたち一人一人が内面に持っているボランティア精神を引き出し、活動への自主性を育みながら将来の可能性を伸ばす学習を行っています。
今年度のボランティア学習は市内小・中学校のうち、9校に訪問し、子どもたちと一緒に学びました。
「誰もが住みよいまち」になるために、自分にできることは何かを考えるきっかけづくりになってもらえればと思います。
盲導犬の学習
市内で唯一の盲導犬「ピーチ」です。
ハーネス(チョッキ)を着ているときはお仕事中なので声をかけないでね。
視覚障がいのある方との交流と
アイマスク体験
車いす体験
高齢者の学習
四国中央市の昔話などについて
点字学習
聞こえない体験・伝える体験
要約筆記をまじえた聴覚障がいのある方との交流
手話学習
聴覚障がいのある方との交流
(いわくら太鼓)
四国中央市ボランティア市民活動研修会終了
第1回目(7月30日)の研修会はモヨ・チルドレン・センター主宰松下照美様をお迎えし、「子どもたちの未来に希望を!」を演題に研修をしていただきました。松下さんはアフリカの子どもたちの支援を25年間続けていらっしゃいます。今回はアフリカでのMCCの新たな取り組みや、子どもたちの現状などのお話を聞かせていただきました。
第2回目(8月8日)は愛媛大学生の樽岡峻也様と眞鍋哲平様に「ボランティアの可能性と若者の意識」のお話をしていただきました。お二人は愛媛大学でそれぞれボランティアサークルに参加され、活動をしている中での経験を通してわかったことや、感じたことなどを伝えてくださいました。大切なのは人の力であり、人々からの支えや励ましが原動力となり、社会へと貢献しようと思うと話されていました。
第3回目(8月22日)はボランティア団体アドベンチャーズ代表の横内博之様に「ボランティアを[究極の趣味]に変える方法」のお話をしていただきました。自己分析をおこない自分らしい自分に適したボランティアの見つけ方など、ワークをおこない考えてみました。
第4回目(8月29日)は障がい児・者居宅介護事業「ごきげんさん」サービス提供責任者の矢野志穂様に「障がい理解とボランティア」の研修をしていただきました。障がいとは多数派と少数派という考え方の間に障がいがあり、良い悪いではなく「違っている」ことを認めるようにしてほしいと話されていました。
最後の研修会(9月5日)は愛媛大学社会連携推進機構の前田眞教授をお迎えし、「ボランティアの社会的価値」のお話をしていただきました。研修会では、SDGs(持続可能な開発のための目標)とボランティア活動について説明していただき、ボランティアで地域を守っていくことの大切さを教えていただきました。