ボランティアとは
ボランティアをはじめたいと思うきっかけは、人それぞれです。ボランティアは、自分の関心のあるテーマ、自分にできることからはじめられるとても身近な活動です。ボランティア活動は、地域や社会をよりよくしていくことに役立つとともに、活動する自分自身も豊かにしてくれる力を持っています。
また、ボランティア活動は、誰かに強制されたり、義務で行ったりするものではなく、自分の考えで参加したり、取り組むものです。だからこそ、多様な問題に柔軟に取り組むことができ、人の心に働きかける力を持っています。
ボランティア活動は、他の人や社会のために取り組むもので、お金をもらうことや自分だけが満足することを目的とはしていません。活動を通じて結果的に、活動する自分自身もさまざまなものを得ることができます。
たとえば、活動を通して、感動や喜び、充実感、達成感などが得られたり、活動そのものが楽しみになることがあります。
ボランティア活動を通じてさまざまな体験をしたり、人や社会、自分について新しく気づくことがあったり、知識や技術を学ぶこともできます。さまざまな人たちと知り合ったり、協力しあうことで、人とのつながりを広げることもできます。
ボランティア活動は、自由な意志で取り組むものですので、すでにある仕組みや発想にとらわれずに、何が必要とされるかを考えて実施することができる活動です。そうした取り組みが、新しいサービスや社会の仕組みを生み出すことにつながることもある創造的な活動なのです。